からだの症状に合わせて歩行器・杖を選びましょう。※この選定はあくまでも目安です。身体状況、使用状況などにより、個人差があります。実際に選定する場合は専門家にご相談ください。固定型歩行器歩行器を持ち上げて前に置きグリップで体重を支え、患側・健側の順で足を出します。ロフストランドクラッチ・多点杖・サイドウォーカーの場合Ⓐ杖の先を脚から約15cm外側において肘が軽く(140~150度)曲がった状態になる長さを目安にしてください。Ⓑ力を抜いて自然に立ってください。 腕を真下におろしたときの手首の位置に調整します。歩行器を掴んだ時肘が軽く曲がり、身体を楽に前傾した姿勢に合わせます。前腕で支える場合は肘を90度に曲げた時の肘の高さに合わせます。松葉杖の場合身長から41cm引いた長さを目安にしてください。脇の下には少し余裕を持たせるように調整します。多点杖1本杖に比べ安定性が高く筋力低下や麻痺がある方におすすめです。肘支持型歩行車(4輪・6輪)フレーム上部の馬蹄型のパッドで前腕部や腋を支持して歩行します。取り扱いが簡単なため早期から歩行訓練用として使用できます。4輪歩行車左右のハンドグリップを持って操作します。座面を跳ね上げて、体を歩行車の中に入れて歩行します。固定型キャスター付歩行器固定型の前脚にキャスターをつけたもので、後脚を少し持ち上げながら滑らせて使用します。グリップに体重をかけると、後脚のストッパーが働き固定されます。サイドウォーカー多点杖より安定性に優れています。立ち上がり補助にも利用できます。ロフストランドクラッチ体重を支える握りと腕を固定して支えるカフがついています。握力や手首の力が弱い方に。松葉杖身体のバランスが悪い等、両足に均等に体重をかけられない方に有効です。90度140~150度15cm-約41cm身長杖の調整と同じ高さ※Ⓐ・Ⓑとも、ほとんど同じ位置になりますが、円背や前傾姿勢の方は、さらに2~3cm短く調整してください。歩行器・杖の種類歩行器の高さの目安杖の高さの目安歩行器・杖選定の目安床ずれ防止用具・体位変換器車いす車いす付属品スロープ歩行器・杖手すり移動用リフト・徘徊感知機器カタログ商品TAISコード一覧特殊寝台・特殊寝台付属品45
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