大阪都構想 住民投票
「大阪都構想」の賛否を問う住民投票は、大阪市の有権者およそ211万人を対象に、昨日5月17日に行われました。
「大阪府と大阪市の二重行政を解消すべき」として「賛成」を呼びかける大阪維新の会と、「コストもかかり、住民サービスも今より低下する」などとして「反対」を呼びかける自民・公明・共産・民主の各党の間などで、激しい論戦が繰り広げられてきました。
結果は「反対」が「賛成」を僅かに上回り、「大阪都構想」は実現せず、大阪市がそのまま存続することになりました。
投票結果の内訳を見ると、地域では西部や南部、年代では70代以上で「反対」が多かったようです。
今回の結果が今後どのような影響を与えるか現時点では分かりませんが、財政・経済・雇用・生活保護・教育など大阪には課題が山積しており、推移を注視していく必要があると感じています。
大阪府下に本社・支店合わせて5拠点(その内大阪市内に3拠点)を構える会社の代表として、微力ながら大阪の未来に貢献出来ればと、あらためて考えさせられた住民投票でした。
バリアフリー2015
バリアフリー展は、高齢者・障がい者の快適な生活を提案する総合福祉展として、毎年春にインテックス大阪で開催され、今年で21回目となりました。
毎年秋に東京で開催される国際福祉機器展(H.C.R)に次ぐ大規模な展示会で、出展企業の新製品などを一度に見ることが出来るため、久しぶりに行ってきました。
主に福祉用具メーカーのブースを見学しましたが、数年前よりも来場者が多く活気がありました。
出展企業であるメーカー同士の開発競争は激しいようで、同等機能の商品も多数見受けられました。
福祉用具のレンタル卸会社である当社としては、お客様である福祉用具貸与事業者様や、実際にご使用頂くご利用者様に対して、より良い提案が出来るように、いくつかの商品を新規採用したいと思います。
仙台港背後地 土地区画整理事業竣工
当社の仙台支店が仙台港背後地である現在の場所に移転したのは、2010年1月でした。
移転当時「30年以内にマグニチュード7以上の宮城沖地震が発生する確率は100%」という話を聞き、「いつか発生するかもしれないが、すぐにはおきないだろう」と根拠もなく受け流していました。
その1年後、2011年3月11日に日本観測史上最大のマグニチュード9を記録した東日本大震災が発生。
写真上部の仙台港には高さ10mを超える津波が押し寄せ、周辺は甚大な被害となりました。仙台支店の敷地(写真赤丸)にも海水が流入しましたが、かろうじて大きな被害は免れました。
仙台港周辺は宮城県内の中では比較的早く復旧が進み(写真は2014年8月撮影)、先般2015年3月に背後地土地区画整理事業が竣工となりました。
震災から4年が経ちましたが「今後も地域のお役に立てるよう、社員と一緒に頑張っていきたい」と気持ちを新たにしました。